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akarisan53’s blog

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9月になっても蚊に刺される理由

はじめに

9月になっても、蚊に刺されることはありませんか?夏に比べて涼しくなってきたのに、なぜ蚊がまだ活発なのでしょうか。

 

地球温暖化が原因

実は、この現象は地球温暖化と関係があるのです。蚊は気温や湿度によって発生や活動が変わります。一般的に、気温が25℃から30℃の範囲で最も活発になり、35℃を超えると活動が鈍くなります。また、湿度が高いほど発生しやすくなります。

しかし、近年は地球温暖化の影響で、気温や湿度が高い状態が長く続いています。特に、9月は秋雨前線や台風などの影響で、雨が多く降り、湿度が高くなります。そのため、蚊の発生や活動に適した環境が作られてしまうのです。

さらに、地球温暖化は蚊の生息域も拡大させています。日本で最も一般的な蚊の一種であるヒトスジシマカは、平均気温が11℃以上の場所で卵を産みます。そのため、気温が上昇すると、北上していく傾向があります。実際に、ヒトスジシマカは60年余りで約400kmも生息域を北上させてきており、現在では本州全域に達しています。近将来には北海道でも見られる可能性があります。

 

蚊の危険性

蚊はただ刺されるだけではなく、様々な感染症を媒介する危険な虫です。デング熱日本脳炎などの感染症はすでに日本でも発生しており、西ナイル熱マラリアなどの感染症も将来的に日本で流行する可能性があります。

 

私たちにできること

そこで、私たちはどうすればよいのでしょうか。

まずは、蚊の発生源となる水たまりをなくすことが重要です。下水溝や古タイヤ、空き缶などの水たまりを定期的に排水したり処分したりしましょう。また、駆除剤を使ったり、ボウフラを捕食する虫や魚を利用したりすることで、幼虫のうちに退治することもできます。
次に、蚊から身を守ることも大切です。露出した肌を少なくすることや、虫よけスプレーやネットなどを使うことで刺されるリスクを減らすことができます。特に足元に注意することが必要です。足元は蒸れやすく水分や臭いが多いため、蚊を誘引しやすいからです。
最後に、地球温暖化を防ぐことも忘れてはいけません。地球温暖化はCO2などの温室効果ガスの排出量が原因です。そのため、私たちは日常生活でCO2排出量を削減する「賢い選択」をすることが求められます。例えば、省エネ製品や再生可能エネルギーの利用、自転車や公共交通機関の利用、食品ロスの削減などが挙げられます。これらの行動は「COOL CHOICE」と呼ばれ、環境省によって推進されています。

 

まとめ

9月になっても蚊に刺されるのは、地球温暖化と密接に関係しています。私たちは蚊から身を守るだけでなく、地球温暖化を防ぐためにも行動しなければなりません。蚊に刺されないためにも、COOL CHOICEをしましょう