茨城県で麻しんの症例が発生、予防接種を呼びかけ

茨城県は2023年4月28日、海外渡航歴のある県内居住者が麻しん（はしか）の陽性反応が出たと発表しました。この患者は4月23日から発症し、現在は軽症で回復しています。

この患者の行動履歴から、周囲に感染させる可能性のある期間（4月23日）に、東海道新幹線やJR京浜東北線、つくばエクスプレスを利用したことが判明しています。茨城県は、これらの列車を利用した際にこの患者と接触した可能性のある人に、麻しんの予防接種を受けるよう呼びかけています。

麻しんは、非常に伝染性の強い病気です。発熱、発疹、咳、くしゃみなどの症状を引き起こします。重症化すると、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こす[こここともあります。

麻しんの予防接種は、生後1歳と小学校入学前に2回接種することが推奨されています。麻しんの予防接種を受けたことがない場合は、医師に相談して接種を受けてください。

麻しんの症状が出た場合は、すぐに医師の診察を受けてください。麻しんは、抗ウイルス薬で治療することができます。

麻しんは、重症化する可能性のある病気です。予防接種を受けて、自分自身と周りの人を守りましょう。

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